株価指数ってなに?投資基礎知識を身に付けよう

投資をする上で、株価指数は切っても切り離せない存在です。

株価指数が何かを知っておくことで、投資の売り買いのひとつの指標となります。

そこで今回は、株価指数についての基礎知識として、日本の代表的な株価指数である日経平均やTOPIX、JPX日経インデックス400について解説していきます。

株価指数とは?

まずは株価指数とはどのような指数であるのかを説明します。

これは、特定の銘柄群や取引所全体の株価の動きを表しているものです。

株価指数は、ある時点の株価を基準に増減します。

これにより、時系列で見たときに、連続性を維持しながら、対象となる取引所などの株価の動きを長期的に評価しています。

日本の代表的な指数は、【日経225(日経平均株価)】や【TOPIX(東証株価指数)】などです。

また、2014年の1月6日より東京証券取引所の400銘柄で構成される新しい株価指数として【JPX日経インデックス400】が登場しました。

株価指数は、株式を取引する上での指標のみならず、投資信託のベンチマーク、先物取引やオプション取引のときの原資産としても用いられます。

また、ニュースや新聞などでよく耳にする代表的な株価指数として、TOPIXやダウ工業株30種(ニューヨーク・ダウ)などがあります。

これらは、取引所ごとの大きなグループの株価の動きを見る指数です。

この中には、銀行株のみ、鉄鋼株のみといった業種別の指数も存在しているため、あなたが興味のあるグループの指数を見るのも良いでしょう。

また、重要な株価指数に選ばれた銘柄は、投資信託の一種であるインデックスファンドに組み込まれます。

逆に、株価指数から除外された銘柄は、投資対象から外れることとなり、この銘柄の入れ替えに注目している投資家も多くいるようです。

日経平均とは

株価指数の中でも、最も有名と言っても良いのがこの日経平均です。

ニュースや新聞、各メディアでも良く取り上げられているのが日経平均で、最近では、コロナウイルスの影響で、大幅にこの数値を下げています。

なぜそこまで日経平均が下がったかというと、この指数は三菱商事、伊藤忠商事、住友商事、ソフトバンクグループ、電通などといった、日本を代表する株価の上位225社の株価を平均したものであり、コロナウイルスの影響で各企業の業績が下がり、株価が下がったことで、大幅な数値ダウンが起きたといえます。

この指標が誕生した当初は、225社の株価を単純に合計し、その数字を225で割るというものでした。

しかし、225社は入れ替えや株式分割などが起こるため、今ではそのような単純な算出方法ではなくなりました(除数の採用)。

つまり現在の日経平均株価とは、日本を代表する上位225社の株価を合計した後、除数と呼ばれる特殊な数値で割った数字なのです。

仮に、225社の株価が落ちれば日経平均も下落し、株価が上がれば上昇するため、日本経済の全体像を表す、景気や企業の収益性を表す指標と言えます。

つまり、日経平均が下がっていれば、日本の企業も概ね株価が下がっていて、上がっていれば、日本の企業の株価も上がっている傾向があることが分かります。

ではなぜ、日経平均を構成している225社は、入れ替えが行われるのでしょうか。

ここに関しては、【日経平均は、日本を代表する225社】を選んでいるため、代表するに相応しい銘柄を採用しています。

そのため、業績不振などで将来性に不安が見えてきた銘柄を除外する形を取っています。

さらに、定期的な入れ替えとは別に、突然に日経平均に採用されている銘柄(企業)が倒産してしまったり、上場廃止となったときにも入れ替えが起こります。

これは、やむを得ない入れ替えのため、突然変更が加えられます。

また、日経平均に採用されることで株価が上がる傾向があり、除外されることで下がる傾向にあります。

その理由は、日経平均銘柄を買って運用している投資信託(ファンド)が多いためです。

つまり、自動的に採用される銘柄が買われる傾向にあるため、結果的に株価が上がりやすくなるのです。

反対に、日経平均から除外されることで株価が下落する傾向にあるのも同様の理由で、ファンドによって自動的に売却されてしまい、結果的に株価が下がるのです。

TOPIXとは

TOPIXとは東証株価指数(とうしょうかぶかしすう)のことで、東京証券取引所第一部上場全銘柄を対象として、算出、公表している指数のことです。

また、TOPIX(トピックス、Tokyo Stock Price Indexの略)とも呼びます。

これも日経平均と並ぶ、代表的な株価指標です。

東証一部上場の銘柄は全部で、2019年2月1日現在2,128社あり、各銘柄の浮動株数に基づいた時価総額を合計して計算しています。

東証一部の全ての銘柄で計算をしているため、日経平均よりも市場全体の値動きを表しているものと言われていますが、時価総額の大きな銘柄の影響を受けやすい特徴があります。

また、国内の株式で運用されている投資信託のベンチマークとしては、日経平均よりもTOPIXの方が多く使われます。

JPX日経インデックス400とは

JPX日経400とは、流動性や利益に加え、ガバナンスや資本効率を基に採用する銘柄を決定する指数のことです。

東京証券取引所と大阪証券取引所の持ち株会社である、日本取引所(JPX)と日本経済新聞社が共同で開発し、2014年1月6日に算出が始まりました。

正式名称は、【JPX日経インデックス400】ですが、一般的にはJPX日経400と呼ばれます。

経済を知るうえで知っておきたい知識

株価指数のことを理解するということは、日本の経済を知るひとつの知識となります。

これを知らないまま、経済の流れを把握することは難しいでしょう。

また、投資をする人であれば、売り買いの判断材料となるため、この数値は常に気にかけておくと良いでしょう。

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