【確定拠出年金と資産運用】個人での運用が進む時代へ

老後の生活費として私たちは公的年金や退職金をもらっています。今までは公的年金もしっかりと払われ、終身雇用での莫大な退職金をもらうことができました。しかし近年では公的年金や退職金の減少もあり自助努力を政府が促す流れになってきています。

確定拠出年金制度の導入もその1つではないでしょうか。自助努力による資産形成の手段として確定拠出年金制度の流れが進んでいる実態について解説していきます。

確定拠出年金とは?

 

  • 少子高齢化の進展、高齢期の生活の多様化等の社会経済情勢の変化にかんがみ、個人又は事業主が拠出した資金を個人が自己の責任において運用の指図を行い、高齢期においてその結果に基づいた給付を受けることができるようにするため、確定拠出年金について必要な事項を定め、国民の高齢期における所得の確保に係る自主的な努力を支援し、もって公的年金の給付と相まって国民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする。

    厚生労働省HPhttps://www.mhlw.go.jp/topics/0106/tp0628-3.html

今までは退職金として企業が積み立てし運用してくれてました。確定拠出年金では資金を企業(企業型確定拠出年金)または個人(個人型確定拠出年金)で積み立てし、そのお金を自分で運用するというものです。

確定拠出年金導入への変化

近年、大企業や中小企業でも確定拠出年金制度の導入が進んでいます。代表的な企業では、ソニーやパナソニック、JVCケンウッドなど。導入企業数では30000社を突破しています。

2019年3月末では企業型確定拠出年金加入者数は687.8万人と年々増えています。この10年前の2009年の340万人から比較すると約2倍に増えており、今後も確定拠出年金への移行が進みとみられます。
厚生労働省HPhttps://www.mhlw.go.jp/content/000520816.pdf

 

企業側としては会社での運用が上手くいかなかった分の補填は自分たちでしなけれならないリスクがありました。しかし確定拠出年金移行すればそのリスクを負うことなく財務負担が少なくなるメリットがあります。

個人の運用が主流になる時代

今後も企業の確定拠出年金への移行は増えていくでしょう。今まで企業任せだった退職金や私的年金を自分で運用することになります。自分で運用してその結果は自己責任という形になり、投資家としての立ち位置を勉強していくことになります。

この流れは確定拠出年金だけではなく自分の貯蓄にまで及び、銀行で貯金している意味など様々な金融リテラシーを学ぶのによい機会です。企業で働いた退職金は確定拠出年金で貰うだけではなく、自身の貯蓄を未来の資産としてどう運用していくかも考える必要も出てくるかもしれません。

確定拠出年金に入られている方、これから入る方はしっかしと運用について学び資産形成をしていくキッカケになると思います。

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