①資産形成ってなに?|お金が関わる知っておきたい知識

なんとなく日常を過ごしていると、「資産形成」という言葉をニュースやCM、新聞や広告などで時々見かけるかと思います。

ただ、その資産形成が実際どんな意味のものであるのかを正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。

「資産」という文字が含まれている分、「お金」が関わることであることはイメージできると思います。

しかし多くの人は、「お金」についての事であるため、友人や知人に聞きにくいと感じてしまい、理解するチャンスを自然と逃がしてしまいがちです。

そこでここでは、「資産形成」とはどんな意味であるのかについて解説をしていきます。

資産形成とはどんな意味

 
資産形成という言葉は、「資産」と「形成」という2つの熟語から形成されます。
まずは、それぞれの熟語がどのような意味の言葉であるかを解説し、2つの熟語が合わさった「資産形成」の意味合いを考えていきましょう。

「資産」とは

まずは「資産」という言葉の意味をご紹介します。
資産という言葉は、会計学用語として使われる言葉です。
貨幣を元に評価することができる、将来的に会社や個人に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことを指します。
持っている資産の全てを合計して、総資産と呼ぶこともあります。
一般的に使われる意味合いとしては、個人や会社の持っているお金・証券・土地・建物などの経済的価値をまとめて「資産」と呼びます。

「形成」とは

 つぎに「形成」という言葉の意味について触れていきます。

人格形成や文化形成などの言葉にも用いられる言葉であり、一般的には「あるものを形づくるもの」という意味を持ちます。

「なにも無いところから、形のあるものを作り出す」「1つの整ったものを作りあげる、形作る」という意味の言葉です。

 

2つの熟語からなる資産形成という言葉

それぞれの言葉の意味を理解したところで「資産形成」という言葉の意味を考えていきましょう。
単純に2つの熟語を組み合わせると「お金や土地、建物などをなにも無い状態から、形のあるものを作り出す」という意味になります。
分かりやすく言うと、今現在、お金や土地などを持っていない人が、何かしらの手段を使って、資産を1から作り上げていくということでしょう。
もっと言えば「将来のために資産を作っておきたい」「今の収入では貯金が増やせない」「もう少し収入がほしい」という考えを持っている人が、1から取り組む場合において、資産形成を行うと言えるでしょう。

資産運用との違い

資産形成と同じように、よく耳にする言葉の1つに「資産運用」という言葉があります。
以前の記事でも、この違いについて触れましたが、改めて解説をしていきます。

「運用」とは

 先ほどと同じように言葉を分けて考えていきます。
運用という言葉の意味は、存在しているもののもつ機能を活かして用いることとされています。
 物をうまく使うこと、働かせることという意味も持ちます。

 

資産運用とは

2つの言葉を組み合わせると「持っている資産を活かして資産をうまく使う、働かせること」という意味になります。
簡単に言うと、もともと持っているお金や土地などを使い、さらに大きな資産を生み出そうとすることが資産運用と言えます。

資産形成をするには

 ここまでの内容で、資産形成がどんな意味の言葉であるのかがなんとなく理解できたかと思います。
しかし、実際に資産形成をしたいと考えてはいるものの、どのようにして資産形成をしていけばいいのかが分からないという壁にぶつかる人がほとんどでしょう。
身近な知り合いに、詳しい人がいれば聞いてみるのも近道かもしれません。
また、資産形成をするにあたって様々な選択肢が存在し、それを選択していくことになります。
その資産形成を行う方法には、どんなものが存在しているのかをご紹介します。

資産形成の方法は様々存在する

 資産形成の方法は様々存在するため、全てをご紹介することはできませんが、比較的一般的なものをご紹介します。
  •  投資信託
  •  預貯金
  • 債券
  • 海外口座
  • ファンド
  •  為替
  • 保険
  • 不動産
  • 株式
  •  金

など、多くの金融商品が存在します。
1つ1つ簡単にご紹介します。

 ・投資信託
1つの投資信託に投資することで、株式や債券などの複数の銘柄に資産を分散投資することが可能な金融商品です。
株式や為替などへ直接投資をするわけではないのが投資信託です。
投資する投資信託によって収益性や安全性は変わってきますが、比較的ローリスクローリターンな投資対象だと言われています。

 

・預貯金

銀行にお金を預けている状態のことです。

元本が保証されている点から、安全性は高いです。

しかし、日本の銀行金利は0.001%と超低金利のため、預貯金でお金を増やすことは非常に難しいと言えます。

・債権

 債券とは、企業や国が資金を集めるために借用書を発行し、それを購入する投資方法です。

基本的に債券には返済義務が発生するため、元本・利払いが保証されています。

企業の債券を購入した場合においては、倒産などの問題が起きなければ、比較的安全性は高いとされています。

しかし、収益性はやや低く、商品によってその収益性や安全性が変わります。

 

・海外口座

預貯金の海外版です。

これは、海外の銀行口座を開設する必要がありますが、日本の金利より高い金利でお金を預けておくことができます。

日本の銀行より利率が高く、安全性も比較的高いのが魅力の1つです。

海外の銀行口座であるため、審査基準が日本と違う点や現地に行く必要があるなど、事前に準備等が必要です。

・ファンド

ファンドとは、投資家ファンドとも呼び、複数の投資家から集めた資金を運用し、その投資結果によって投資家に配当を分配することを意味します。

複数の投資家から資金を集めることで、分散投資をすることができ、運用のリスクをできる限り減らした状態で運用することが可能になります。

 

・為替

外国為替とも呼び、一般的にFXトレードと言われる投資方法です。

円を外貨に換える、または外貨を円に換えるという方法で、より価値の高い通貨を保持し、売買することで収益を上げます。

為替の相場の変動によって収益がプラスにもマイナスにもなる、ミドルリスクミドルリターンの投資手段です。

・保険

保険の種類によって収益性は変わりますが、貯蓄性の高い保険商品もあるため、預貯金や国債と比べると、収益性が高いといえます。

安全性は高いものの、換金性が低く、解約時に解約の手数料がかかる商品もあります。

 

・不動産

物件を購入するために多くの資金が必要となりますが、収益性や安全性は株式と債券の中間あたりであると言われています。

物件を他人に貸すことで家賃収入を得る方法と、物件の値上がりを期待して収益を得る売却益の2つの方法が存在します。

・株式

株価の値上がりによって収益を得る方法が株式です。

比較的値上がりが激しく、損をしてしまう可能性もあります。

ハイリスクハイリターンの金融商品です。

また、株式を保有していることで、配当金や株主優待を受けることができます。

・金

金(きん)そのものに価値があり、換金性に優れています。

また、債券や株式に存在する会社の倒産リスクなどが存在しないため、比較的安全性が高いのが魅力です。

しかし、株式のような配当金等を受け取ることができません。

 

将来を見据えた資産形成を

この記事を読んで、資産形成についての理解が少しでも深まれば幸いです。
また資産形成は、将来のために行うことが大きな理由の1つです。
いつ働けなくなるのかが分からないからこそ、今から準備をしておく必要があります。
今後の人生の選択肢の1つとして、資産形成を視野に入れてみてもいいかもしれません。

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