ほったらかし投資との相性抜群の「つみたてNISA」とは!

資産運用はしたいけど、「長時間拘束されてしまうのであれば資産運用をしなくても良い」と諦めてしまっている人も多いことでしょう。

投資のイメージには、「負けるのが怖い」「難しそう」というイメージに加えて「パソコンの前で長時間相場を見なくてはならない」という時間が取られるというイメージがあります。

確かに、投資をして生計を立てている人は、株式やFXなどのデイトレード(短期間投資)をメインに運用し、日々の収益をあげ生活をしています。

そういった人であれば、たしかに長時間(最低でも取引が可能な時間)の拘束がされます。

また、更に情報集めをする時間も取られます。

そうなると、投資は難しい、時間がかかるという印象になりますが、投資信託のようなプロに運用をお任せするほとんど「ほったらかし」の状態で投資を行うこともできます。

その、ほったらかし投資に相性が抜群なのが「つみたてNISA」です。

ここでは、つみたてNISAの基礎やメリット、押さえておきたいポイントなどをご紹介していきます。

つみたてNISAの基礎を学ぼう

まずは「つみたてNISA」の基礎を学びましょう。

投資の利益の一部を非課税にしてくれる制度は、つみたてNISAの他に、一般NISAとiDeCoが存在しています。

この2つとの違いについて解説します。

つみたてNISA・一般NISA・iDeCoの違い

簡単に言うと「つみたてNISA」は、「一般NISA」と「iDeCo」の物足りない部分を補っているのが特徴です。

つみたてNISAは、非課税期間が20年と長く、一般NISAの5年間と比べて長期投資に向いています。

また、買うことができる商品も長期投資に向いている商品が事前に選別され、より初心者が利用しやすいようになっています。

iDeCoの場合、原則として60歳まで支払いができないのに比べて、つみたてNISAはいつでも払い出しが可能です。

そのため、急にお金が必要になっても対応ができるのも「つみたてNISA」の特徴です。

比較表はこちら

つみたてNISA3つのメリット

つぎに、「つみたてNISA」の3つのメリットをご紹介します。

メリットは以下の通りです。

  1. 税金がかからない
  2. 少額から投資可能
  3. いまなら20年以上の投資が可能

それぞれ簡単に解説します。

1.税金がかからない

投資信託を売るときには、本来20.315%の税金がかかります。

しかし、つみたてNISAでは、売却利益、分配金を受け取るときにかかる税金が非課税となります。

例えば、投資信託の運用で10万円の儲けが出たとき、一般の口座であれば約2万円が引かれ、手元には約8万円が残ります。

一方で、つみたてNISAの口座であれば丸々10万円が手元に残ります。

2.少額から投資可能

少額から投資ができるのも魅力のひとつです。

ネット証券で取引が可能なつみたてNISAの対象商品の投資信託は、100円から始めることができ、初心者が始めやすい金額設定と言えます。

個別株式投資と比べ、最低積立金額が低いため、複数の商品を買うことができ、分散投資に向いています。

また、つみたてNISAは月額投資上限が定められており、その上限は月3万3333円(年間40万円)です。

そのため、制限があるおかげで大金を投資し、大損するリスクも低いと言えます。

3.いまなら20年以上の投資が可能

これまでのつみたてNISAの投資可能期間は、18年と定められていましたが、NISA改正が行われ投資可能期間が23年に伸びました。

今までであれば、20年間で最大800万円まででしたが、新規で投資可能な期間は18年間であったため、最大でも720万円(年40万円×18年)しか投資できませんでした。

その期間が23年に伸びたため、最大で920万円(年40万円×23年)となりました。

「つみたてNISA」の押さえておきたい3つのポイント

つぎに「つみたてNISA」を利用するにあたり、押さえておきたい3つのポイントをご紹介していきます。

ポイント1.少額投資&低リスク

一般NISAは、5年間で600万円まで非課税ではあるが、運用は比較的アクティブになり、年間最大120万円を投資しリスクがそれなりに伴います。

しかし、つみたてNISAであれば上限は年間40万円かつ20年の時間をかけて運用をするため、少額かつ低リスクで運用ができます。

ポイント2.長期投資に向いている商品が事前に選定

つみたてNISAの場合、事前に長期投資に向いている商品を選別してくれます。

一般NISAやiDeCoと比べて、購入可能な商品ジャンルは少ないため、商品選択の自由度は下がります。

しかし、その分情報収集の手間がかからず、投資初心者にとっては選びやすいと言えます。

ポイント3.利用期間や引き出しなど自由度の高いシステムがある

つみたてNISAと同様に、積立投資でコツコツ運用ができるiDeCoは、60歳までしか運用ができず、60歳に近い人ほど運用のスタート時のメリットが少なくなります。

また、資金の引き出しも60歳を迎えなければできないしくみとなっています。

しかし、つみたてNISAであれば、何歳からスタートしても最大20年間の非課税になります。

更に、つみたてNISAであれば、好きなときに出金することができます。

圧倒的低リスク!

つみたてNISAは、20年間の長期投資で行うため、一般のNISAの5年間と比べて圧倒的に低リスクと言えます。

5年間の短期投資では、元本割れのリスクが高く、100万円からスタートしたとき、5年後に72万~173万円になると言われています。

一方で、20年間の長期投資をしたとき、100万円は20年後に185万~321万円になることが期待できます。

つまり、短期投資でのリスクと比べて長期投資の方が低リスクなのです。

気を付けるべき3つのポイント

つみたてNISAを利用するときの気を付けるべきポイントも押さえておきましょう。

つみたてNISAだけでの資産形成は少し弱い

資産形成をしていくうえで、つみたてNISAだけでの運用では少し心もとないのです。

というのも、老後に必要とされている資金は2000万円以上と言われていますが、つみたてNISAの投資信託では最大800万円(2020年から運用をはじめる人は最大920万円)です。

老後の資金を貯えるのに、あと1200万円足りないため、つみたてNISAだけでの資産形成は少し弱いと言えます。

スイッチングができない

つみたてNISAを利用しているときに、欲しい商品が出てきてもそれにスイッチングすることができません。

スイッチングとは、保有している資産を保有していない新たな銘柄に切り替えることです。

スイッチングを使うことで、新しく資金を用意せずに魅力的な銘柄を買うことができるというメリットがあるが、つみたてNISAの場合は、スイッチングを行うことはできません。

損益通算ができない

損失が出たときに損益通算ができないというデメリットがあります。

例えば、A証券での利益が20万円出ていて、一方でB証券で20万円の損失が出たときに通常は相殺できるが、つみたてNISAの場合、特定口座の損益を通算できないため、損失が出たときに、そのまま損をしてしまいます。

また、20万円の利益が出ているつみたてNISA口座以外の取引口座の利益が丸々課税対象となってしまいます。

非課税期間を有効活用して資産を増やそう

つみたてNISAの最大の魅力である、非課税の枠を最大限に有効活用して資産を増やしましょう。

ほぼほったらかしの状態で資産運用ができるため、時間がない人でも資産を増やすことができます。

ほったらかし投資と組み合わせて資産運用を始めましょう。

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