コロナショックでの投信運用|各型の価格変動はどうなった?

コロナショックの影響を受けて、投資信託の値動きにも影響を与えました。

一言で投資信託といっても、さまざまな型のファンドが存在します。

ここでは、それぞれの投資信託の型のコロナショックを受けた後の価格変動について解説していきます。

各型の価格変動

投資信託には、さまざまな型のファンドがあります。

ここで紹介するのは、「インデックス型ファンド」「株式型ファンド」「債券型ファンド」「バランス型ファンド」の4つの型の価格変動についてお話をしていきます。

インデックス型ファンドの価格変動

インデックス型ファンドは、世界各国や地域の株価指数などに連動した運用を目指す投信です。

コロナの感染拡大によって、経済活動が停止状態になったことで、各国の株価指数や株式市場が下落した影響を受けて、インデックス型ファンドの運用にも影響が出ました。

海外株式インデックス型ファンドと国内株式インデックス型ファンドは、変動の幅に差はあるものの、2020年1月以降に急激に下落しています。

1月以降にコロナが中国から世界中に広まったことから、株価にも影響が出ました。

3月後半からは、徐々に持ち直していますが、これは各株式市場が一度落ち着いたことが要因です。

株式型ファンドの価格変動

2020年第1四半期の世界の株式市場は、大量の売りが続き、歴史的な下落を見せました。

米ニューヨークのダウ工業株平均は23%、英ロンドンのFTSE100種は25%の下落をしました。

これは、1987年以降で最大の下げ幅を記録しました。

世界中のどこを見ても株価が下落していて、同時株安状態となり、株式を中心に運用を行う株式型ファンドでは、地域、セクター、投資方針に関わらず、一時期ほとんど全ての投資信託の基準価額が下落しました。

しかし、徐々に地域の差や組み込む株式の業種の違いや運用方針によって、リターン率などに差が出るようになりました。

エネルギー関連のテーマに投資をする株式型ファンドは、株式市場の下落だけでなく、原油価格の大幅な下落があったため、他の株式型ファンドに比べて、戻り率も低い状態になっています。

債券型ファンドの価格変動

コロナの感染拡大の影響によって、世界各国の政府は大幅な金融政策を打ち出し、各国とも低金利政策となっています。

本来であれば、金利が低下しているときには、債券価格が上がっていく傾向にありますが、コロナ経済では債券価格も株式同様に下落傾向になりました。

先進国の素プリン債権が極端なリスク回避の資金確保のために売られて下落したことや、新興国では資源価格の下落で資金が流出したことなどがマイナス要因となりました。

また、これまで好調であったグローバルインフラの債券で運用するファンドも換金売りで下落しています。

世界経済の先行きに対する懸念よりもファンド全般で基準価格の下落が見られています。

バランス型ファンドの価格変動

バランス型はファンドは、先進国の株式と国内債券を組み合わせたものや、外国の株式と債券及び国内株式と債券の計4種の投資対象を組み合わせたもので、運用方針としては、複数の資産に分散投資をすることで、リスクを抑えた資産運用を行う投信です。

しかし、コロナによって、世界中の金融市場はパニック状態になり、バランス型ファンドのうち、オプションを駆使して損失限定を設定していたり、先物を使って運用の収益を拡大しようとしている商品の基準価格が急激に下がり、早期償還が相次ぎ、資金流入が減っています。

比較的安定的な動きを維持していた国内債券も、債券市場での換金売りの圧力に耐えられずに、投信の運用にも影響を与える結果になりました。

純資産残高は今年1月には11兆5851億円に達していたものの、3月末時点では約10兆4千億円と、1ヶ月で約1兆円近く減りました。

まとめ

比較的リスクを抑えることができる投資信託でも、コロナの影響は受けていることが分かります。

投信を買うだけで、分散投資の効果はあるものの、このような相場が暴落するような事態の場合は、このような状況下でも株価にそこまで影響を受けないような業種などの商品を持っていると良いでしょう。

ひとつの投信を持つよりも、さまざまな業種の商品を買うことで、分散投資を行い、リスクを軽減するようにしましょう。

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