コロナ相場にAI投資「ロボアドバイザー」は損失を防げるのか

投資信託のひとつに「ロボアドバイザー」というAIがその人に合った投資を自動で運用してくれるというサービスがあります。

投資をやったことがない人が資産運用の導入として取り入れることが多く、若い人から高齢の人でも取り入れている人がいます。

AIが自動で運用をしてくれるということは、今回のコロナショックのような急落相場、不安定な相場に対しても強い、対応が早いのではないかと考えている人もいます。

ここでは、果たして、今回のコロナショックによるコロナ相場に、ロボアドバイザーが強いのかどうかを解説していきます。

コロナ相場にロバアドバイザーは強いのか

AIが自動で運用をしてくれる「ロボアドバイザー」は、コロナ相場にも強いのでしょうか。

AIと聞くと、高知能かつ学習能力の高い機械によって、冷静かつ正確に運用をしてくれそうなイメージがあります。

実際はどうなのでしょうか。

「AIは万能」という過信は禁物!

AI投資(ロボアド)は、手間なく任せっきりで運用をしてくれるというとても便利なツールです。

ロボアドバイザーは、AIが運用をしてくれるという点で、今回のコロナショックでも負けずに運用実績を期待できると思っていた人も多くいたことでしょう。

もちろん、投資の素人の人や投資初心者の人が、荒れている相場に手を出すよりも、ロボアドバイザーに任せている方が効果的な運用ができることは、間違った考えではありません。

しかし、AIと言っても、今回のようなコロナショックで世界的な経済不安が起こっている状況下では、損失を抑えることはできませんでした。

全業種の株価が軒並み下がり、安全資産と呼ばれている投資対象でさえも、不安視され売られてしまうなど、世界中の金融市場が大混乱となりました。

投資の配分を効率的に行っていたとしても、損失は逃れられない状況です。

ロボアドバイザーだとしても、損失をなるべく出さないようにするのが精一杯という状態でした。

損失を出しているからといって、ロボアドバイザーがダメというわけではありません。

多くの人は、「ロボアドバイザーはAIが運用してくれるから、安全かつ万能」という認識の元投資をしてしまうため、ロボアドバイザーが損失を出すだけで、悪い印象に変化することがあります。

そもそもAIとは、膨大な過去のデータから今後の動きや展開を予想するもので、統計学的に1600億年に1度といわれている今回のコロナウイルスという感染症から引き起った経済危機をAIが予想できなくても仕方がないことです。

今回の運用結果を見て、今後もロボアドバイザーでの投資を続けるかどうかは個人の判断次第ではありますが、今回の運用成果だけを見て判断しない方が良いでしょう。

コロナはいつかは終息します。

10年20年という長い歴史の中の出来事として見れば、短期的な経済不安なのかもしれません。

基本的にロボアドバイザーは、長期で運用をするもので、これから先は安定した運用をしてくれる可能性は十分に考えられます。

AIの特徴は「感情に左右されない」こと

過去に起きた金融危機である、リーマンショックが起きた後は、5年を経過したころに相場が戻ってきました。

今回のコロナも短期的なショックだとすれば、これから徐々に世界経済は立て直していくでしょう。

そう考えるのであれば、長い目でみて短期的な落ち込みであることを冷静に分析し、コロナショックでの経済の動きは、長期的に見たときのひとつの出来事となるでしょう。

人間には感情があり、投資にも影響をきたしますが、ロボアドバイザーはAIなため、感情に左右されて運用をすることはありません。

ロボアド投資の運用状況

ロボアドバイザーで有名な「ウェルスナビ」や「楽ラップ」では、長期的に右肩上がりの運用実績をしていたものの、今回のコロナショックによって2020年2月ごろから下落をしました。

しかし、同年3月から徐々に持ち直してきています。

コロナショックの影響によって損失は出たものの、その一時の損失で運用を辞めずに長い目で運用をしていれば、相場は持ち直すことが予想されます。

ロボアドは長期投資を見据えた運用方法

ロボアドバイザーは、長期投資が基本です。

投資のデメリットでもある、「感情に左右されてしまう」「知識経験がない」などといった初心者の人に特にデメリットが大きい点をクリアしてくれるのがロボアドバイザーでもあります。

今回のコロナショックがあったものの、その短期的な価格の上下に惑わされずに長い目で運用をするように心掛けましょう。

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