⑬72の法則とは|お金に関わる便利な算式

あなたは、「72の法則」という言葉を聞いたことはありますか?

あなたが中長期的な投資をするときに、どのくらいの期間で、自分の預けたお金が倍になるのかと気になる方も多いのではないでしょうか。

元手が倍になるタイミングというのは、1つの投資の基準としての判断材料にする人がいます。

これは、そのタイミングを明確にするための、お金に密接に関わる便利な算式なのです。

また、世の中には、お金に関わる「〇〇の法則」という言葉がいくつか存在しています。

ここでは、お金に関わる法則を3つ、紹介していきます。

72の法則とは

この法則、「資産を倍にする・借りた借金が倍になる」のに、かかる年数を計算するための算式です。

その式は[72÷金利(利子)≒お金が倍になる年数 ]です。

この式に金利を入れ計算すると、資産、または借金が倍になるのにかかる年数が出てきます。

またこの式は、複利で運用することが前提です。

以前の記事で、単利と複利の解説をしている記事があるので、それも参考に読んでみてください。

実際に計算してみるとどうなるのか

実際に、この算式を使って金利1%~10%の場合を計算してみると、1%では約72年~10%では約7年という結果が出ます。

逆に、資産を倍にしたい、目標の年数がある場合には、72をその年数で割るだけで、必要な金利を出すことができます。

例えば、10年で倍にしたいのであれば、[72÷10≒7%]という計算ができます。

資産を7%で、10年間運用をすれば、元手を2倍にすることができるということです。

また、お金を借りた場合に、どのぐらいの期間で借りたお金が倍になるのかを知ることもできます。

通常、10万から100万未満の金額を消費者金融で借りるとき、法律上の上限金利の18%が適用される場合がほとんどで、金利18%でお金を借りた場合の算式は[72÷18=4]となります。

このことから、約4年で借りたお金が2倍になることが分かります。

この法則を知っていれば、お金を借りる場合や、クレカの分割払いやリボ払いを利用する場合、どれぐらいの年数で、借金が2倍になるかが分かるため、利用するときの返済計画などをあらかじめ決めることができます。

また、今の日本の銀行預金にかかる金利=0.001%で計算をした場合、元手が2倍になるのには、なんと72000年かかります。

生きているうちに、倍にはならないことが確実に分かります。

このことからも、何かしらの資産運用を取り入れていくべきだということが分かります。

72の法則と他にも法則が存在する

72の法則とは別に、2つの法則が存在します。

それは「100の法則」と「115の法則」です。

それぞれの特徴をご紹介します。

100の法則

これは、「単利」で運用をしたときに、資産が倍になるのにかかる年数を知るためのものです。

式は【100÷金利≒お金が倍になる年数 】です。

手前で、72の法則を使い、10年で倍にするために必要な利回りが7%という結果が出ました。

上記の式で計算をすると[100÷7≒14]となります。

このことから、単利で資産を倍にするためには、14年かかるという結果が出ます。

複利との差が4年も出ることがこの時点で分かります。

115の法則

これは、複利で資産が「3倍」になるのにかかる年数を知るためのものです。

式は【100÷金利≒お金が3倍になる年数 】です。

利回りが10%であるならば、[115÷10%≒12]となります。

資産が3倍になるのに約12年かかることが分かります。

複利と単利で比較してみた

3つの法則をご紹介しましたが、ここで、単利と複利では、資産を倍にするのはどのくらいの年数の差が出るのかを利回り毎に表を使い比較してみました。

3%で運用をした場合には、約9年の差が生まれます。

また、複利だけで見ても、利回りが2%と3%の場合では、約12年もの差が付きます。

長期で資産を形成するためには、どのくらいの年数がかかるかを想定しつつ、利回りを意識しつつ運用先を選んでいく必要があります。

仮に、5%で運用ができていても、倍になるのには14年かかります。

このことから、時間をかけて資産形成をすることが前提になってくるため、なるべく早い段階から始めることが大切だと理解できるかと思います。

複利での運用が可能な商品

ではここで、複利での運用が可能な商品を3つほど挙げていきます。

・積立預金

1つめは、積立預金です。

銀行にお金を預けているだけだと、どうしてもお金を使ってしまい、貯めることができないという人におすすめです。

毎月、指定の口座からいくらかを天引きし、お金を積み立てていいきます。

少額からできるものがほとんどで、1万円あたりから始めることができます。

よりよい効果を期待するのであれば、利率の高い定期預金を選びと良いでしょう。

・外貨建MMF(マネー・マーケット・ファンド)

2つ目は、外貨建MMFです。

これは、円建てではない投資信託のことです。

特徴は、日々収益を分配してくれる点と、その分配を毎月の最終取引日に再投資するというところです。

・元利自動継続

3つめは、元利自動継続です。

定期預金の1つで、一般的な定期預金は3年未満の契約のものだと、単利で計算するものがほとんどです。

しかし、2年間などの満期日をむかえたときに、その元本に増えた分の利息を加え、自動継続することで、複利のメリットを受けることができます。

このように、1年間のものや1ヵ月のものでも自動継続にしておくことで、利息が元本に上乗せされ、複利と同じ状態になります。

法則を使い、商品を見極めよう

法則を知り、使うことで、資産形成をしていくときに、必要な運用利回りや年数を知ることができます。

事前に、あなたが必要とする年数や利回りを把握し、これから資産形成をする金融商品を見極めていくと良いでしょう。

また、複利は時間をかけて運用をすればするほど得がになっていきます。

毎月・毎年、利息分を受け取らなければ生活が苦しいという人は難しいですが、特に増えた資金を使う、使い道がないという人は、複利の商品に投資することが理想的であると言えます。

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