イーサリアムのメリット・デメリットとは

仮想通貨で有名な通貨のひとつである「イーサリアム」。

イーサリアムの特徴を学ぶことも大切なことですが、通貨を保有することを考えている人であれば、イーサリアムのメリットとデメリットについても理解しておいた方が良いでしょう。

ここでは、イーサリアムの5つのメリットと3つのデメリットについて解説していきます。

イーサリアムのメリット・デメリット

仮想通貨のひとつであるイーサリアムは、ビットコインの次に有名な通貨と言えます。

そのため、投資先としても注目している投資家も多く、購入することを視野に入れるのであれば、イーサリアムのメリットとデメリットは確実に把握しておきたいところでしょう。

イーサリアムの5つのメリット

まずは、5つのメリットから見ていきましょう。

送金の速さ

仮想通貨は、取引ひとつを完了させるときに、その取引内容が承認されて初めて取引が完結します。

その承認作業がマイニングですが、ビットコインでは「10分に1回」の頻度で行われるのに対して、イーサリアムでは「15秒に1回」です。そのため、スピーディーな決済が可能になります。

汎用性

イーサリアムは、作成をされた目的がアプリケーション開発をするためであったこともあり、DAppsをはじめとした、さまざまな用途があり、汎用性が高いと言えます。

DApps以外にも、比較的知名度の高い「DeFi(分散型金融)」と「NFT(非代替性トークン)」などがあります。

信頼性

仮想通貨で使われているブロックチェーン技術は、データ改ざんに強く、信頼性が高いという特徴があります。

さらにイーサリアムのスマートコントラクトという技術が加わることで、より強固なシステム運用が可能となります。

運用しているときにセキュリティホールが狙われる可能性は考えられますが、イーサリアムのシステム自体がハッキングされる可能性は低いでしょう。

発行上限

イーサリアムは、発行上限がありません。

また、ビットコインは発行枚数が増えるにつれて供給量が減っていく「半減期」という仕組みがありますが、イーサリアムにはその仕組みはありません。

そのため、ビットコインと比較したときに、より安定した価格を維持できるメリットがあります。

スマートコントラクトを活用している

スマートコントラクトの技術によって、セキュリティ面が強くなり、さまざまな分野での活用、決済や送金が安全に行うことができます。

スマートコントラクトの技術開発が進んでいけば、世界各国で仮想通貨のあらゆる決済や送金が行われるようになるかもしれません。

現在は、最も有名な仮想通貨はビットコインですが、イーサリアムのインフラが整備されていくことで、時価総額を超える可能性が十分にある通貨です。

イーサリアムの3つのデメリット

つぎにイーサリアムの3つのデメリットについて見ていきましょう。

スケーラビリティの問題

イーサリアムは、取引を承認する時間が短く、ブロックチェーンの1ブロックを15秒ごとに処理できます。

しかし、処理する数が増えれば、その分承認までに時間がかかってしまいます。

また、イーサリアムは取引のデータだけではなく、ブロックにプログラムを書き込むため、その分情報量が増え、結果的に取引スピードが落ちてしまうのです。

このような問題は、イーサリアムがさまざまな分野で使われ始めるほどに深刻化していきます。

この問題を解決するためには、ネットワークの処理速度を上げることで、ブロックの生成速度を高める方法しかなく、そのための対策を検討し、検証する必要があります。

スマートコントラクトの弊害

ブロックチェーンは、ハッキングに強く、データの改ざんがされないという特徴があります。

さらに、スマートコントラクトによって、セキュリティはより固くなります。

しかし、これは逆を言えば、イーサリアムに組み込まれているプログラムや情報のどこかしらに間違いがあった場合、それに対処するのがとても難しいとも言えるのです。

過去には、イーサリアムの運用上の不備を狙われ、360万ETHを盗まれる事件がありました。

この当時、事件をどう対処するのかの議論が行われました。

その結果、運営グループは、時計の針を逆回りさせることで、盗難事件を含めたそれ以降の取引データを全て無かったことにする決断を下しました。

このような対応をせざるおえなかったのも、データの改ざんに対する強度が高いからこそです。

この対応に対して、イーサリアムのコミュニティでは賛否両論な意見が飛び交いました。

その結果、イーサリアムから分裂した通貨、「イーサリアムクラシック」が生まれました。

そのため、今後も同じような事件が起きたときには、同様の対応を取らざるおえない状況になりことが考えられます。

ICOへの規制

イーサリアムは、プラットフォーム型の通貨であり、簡単にトークンを発行できるため、ICOによる需要が大きいと考えられています。

ICOとは、新しい通貨を発行し、プロジェクトの資金調達を行うことを意味します。

ICOが流行し、新しい通貨の発行が頻繁に行われるようになれば、それと同時にイーサリアムの需要も大きくなることが予想されます。

しかし、現在は世界的にICOの規制が行われています。

仮想通貨バブルが起きた2017年~2018年は、各国でICOを利用した詐欺が流行しました。

それを受けて、世界的に「ICO」への規制を厳しくする流れが起きました。

つまり、ICOの規制は、イーサリアムがこれから発展し、世の中に普及していく中で、大きな足かせとなるのです。

まとめ

イーサリアムの普及と発展が進めば、これからの金融業界はさらに発展していきます。

また、仮想通貨としても大きな注目を集めている通貨であるため、今後イーサリアムを保有しようと考えている人は特に、イーサリアムの特徴をよく理解し、メリットとデメリットについてもしっかりと把握しておくと良いでしょう。

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