将来が期待できる銘柄|テンバガー株とは

株式投資をしている人であれば誰しもが夢見るのが「テンバガー株」です。

テンバガー株とは、10倍株と呼ばれている株のことで、それを超えるハンドレッドバガーという100倍株も存在します。

投資資金の元手が10倍や100倍になったらと考えるとワクワクしてきますよね。

ただ、テンバガー株とはどんな特徴があって、デメリットはないのかと不安に思う人もいることでしょう。

そこでここでは、テンバガー株の特徴とデメリットについて解説していきます。

テンバガー株とは?

なぜ10倍株のことをテンバガーと呼ぶのでしょうか。

まずはテンバガー株の言葉の意味と由来について解説していきます。

テンバガーとは、英語で「TenBagger」と書きます。

この言葉は、アメリカの有名なファンドマネージャーである「Peter Lynch(ピーターリンチ)」が「One up on Wall Street」で用いた造語です。

「Bag」は、野球用語で「ベース」という意味の言葉で、「TenBagger」は、2本のホームランとツーベースヒットを表しています。

これを聞いても意味が分からないと思いますが、簡単にまとめると、テンバガーとは、「とても上手くいった野球の試合に相当する株式」という意味の言葉で使われたことが始まりで、今となっては、「評価額が購入価格の10倍となった投資」や「株価が10倍になる期待がある投資」などを意味する言葉として使われるようになりました。

ピーターリンチは熱狂的な野球ファンだそうで、その彼が「株価が10倍になるほどの凄い投資」のことを野球に例えたという経緯があります。

テンバガー銘柄の特徴

ここからは、テンバガー銘柄の特徴について話していきます。

過去のテンバガー銘柄を参考に見ていくことでその特徴が見えてきます。

低位株からテンバガー銘柄になる銘柄は多く、2016年の「ジースリーホールディングス」、2018年の「地域新聞社」などが有名です。

テンバガー株になる要因は、予想以上に決算が良かったことや事業提携の思惑があったり、新商品が発表されたりなどさまざま存在します。

他にも、2013年にソーシャルゲームで有名になったガンホー、2018年のALBERTやHEROZは、AI関連の銘柄で、その年ごとに注目されているテーマ株がテンバガー株になりやすい傾向にあります。

また、市場別に見ると、東証マザーズやジャスダックといった新興銘柄をメインに扱っている市場からテンバガーが発生しやすいと言われています。

しかし、2017年にテンバガーになった「北の達人」は、東証1部の銘柄でした。

テンバガーになる銘柄は、月足チャートを見て、しばらく停滞していた株価が注目を浴びた途端、急激に上がってテンバガーになる動きをします。

裏を返せば、すでに注目されて、徐々に伸びてきている銘柄は、テンバガーにはなりにくいということです。

テンバガー銘柄のデメリット

つぎに、テンバガー銘柄のデメリットについて解説していきます。

基本的に、低位株からテンバガーが生まれるため、相場があまり動かない銘柄が多く、その中からテンバガー銘柄を見つけ出すことが非常に困難とされています。

上昇の可能性を秘めている要因が多くある銘柄は、価格が上昇する傾向にありますが、その株がテンバガーになるとは限りません。

テーマを絞ったとしても、候補に挙がってくる銘柄が複数存在し、見つけ出すことは難しいと言われています。

これから間違いなく伸びてくると考えられているような最強のテーマ株だったとしても、候補に挙がる銘柄の数は少なく見積もっても数十銘柄以上になってしまいます。

ピンポイントでテンバガー銘柄を見つけ出すことは難しいため、テンバガー銘柄を見つけるときには、その可能性を秘めている銘柄に分散投資をするのが基本の戦略となります。

例えば、20銘柄に分散投資をする場合、その分多くのお金が必要となり、結果的にテンバガーを探し当てることに成功し、10倍で決済をしても、総資金に与える影響は年率+50%と言われいます。

また、1つの銘柄だけに投資をして、その銘柄がテンバガーになる可能性もゼロではありません。

しかし、テンバガー銘柄を探し当てたとしても、株価が3倍、5倍と上がってきたときに、その後の下落のリスクを考えて、10倍になるまで待てないことがあります。

投資は感情で行うものではなく、ルールや法則に則って行うものですが、こういった精神面で利益を小さくしてしまうリスクもデメリットのひとつであると言えます。

夢のあるテンバガー株

最初に買った価格よりも株価が上がり、資産が10倍以上になるのは誰しもが嬉しいことです。

その夢のようなテンバガー株をつかみ取ることができれば、見事資産を増やすことができますが、結果的に掴めずに利益を上げられず、最悪の場合マイナスになることもあります。

夢を追いかける分、リスクは伴うということです。

投資の基本は分散投資であるため、他の投資商品に投資をして、資産運用をしながらテンバガー株を狙っていくという分散投資をすることをオススメします。

攻めの運用、守りの運用のどちらもを混ぜながら、リスクを抑えた資産運用を心がけましょう。

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