㉕「金」の運用方法とは|仕組みや特徴を知ろう

金という言葉には、私たちにとって大きなチャンスを含むことが多いのです。

ゴールドラッシュや金脈など、金自体にも価値はありますが、比喩表現的に、なんらかのチャンスや投機に人気が殺到することをいうときがあります。

このように、金というモノは貴重であり、価値の高い象徴とされています。

しかし、実際の金に関しては、仕組みや特徴もわかりずらいという面があります。

今回は、金の運用方法や仕組み、特徴を解説していきます。

金とは

鉱物の一種で、美しい光沢を含め有用な性質をもつ貴金属です。

人類が使用した金属でも古いものとされますが、採掘できる量に制限があるため、貴重な金属として知られています。

その光沢の美しさと希少性から、最も価値のある金属とされ、歴史上でも富豪、特権階級の象徴とされています。

日本では、1871年頃に金本位制が採用され、1.5g=1円としました。

1977年に金本位制が終了し、2000年には1g約1000円台でした。

それからジワリジワリ値段が上がり、2019年では1g4000円〜5000円くらいで取引されています。

金投資の特徴

金の性質から価値の高いモノとして存在しますが、その価値から投資にも利用されています。

金投資の特徴を見ていきましょう。

【有事の金】という言葉があるように、万が一の時にも価値を崩さないことが金の特徴といえます。

言い換えれば無価値になることがなく、安定性が高いといえます。

また、安定性ではインフレにも強いと言われています。

安定性は高いですが、テロや戦争が起こると値段が上がり、資産価値も上がります。

金は、存在そのものが価値になる実物資産で価値がゼロにならないです。

しかし、金自体が何か付加価値を生み出すものではないので、金利などは発生しません。

金投資のメリット・デメリット

金や金投資に関する基本的な知識は把握したかと思います。

では、金投資を行うことによる具体的なメリットやデメリットについて解説していきます。

メリット

先ほど金投資の特徴について解説しましたが、金投資のメリットはこの特徴そのものがメリットになります。

・無価値にならない

有史以前から採掘されている金ですが、埋蔵量に限界があり無価値になりません。

・多様なリスクに効果あり

金自体には、株式や債券のように発行者がいません。

金そのものに価値がるので会社の倒産、業績不振で価値が下がるということもないのです。

デメリット

・米ドルの影響を受ける

日本国内で金を売買するときには、米ドル対する為替の影響を受けることになります。

海外からの輸入品と同じ仕組みで、100ドルで10,000円分の金を買う時と、50ドルで10,000円分の金を買う時では、後者の為替で買った方が多く金を買えます。

・利息や配当はない

金は存在自体に価値があり、利息や配当を生み出すものではありません。

他の金融商品の多くには、利息や配当がついてくるものと比較すると、金投資に利益は少ないといえます。

金のさまざまな購入方法

金投資のメリット・デメリットを把握したところで、実際に購入したいといった時、どのように購入したらいいのでしょうか。

それぞれの購入によってどの部分に注意したら良いのかなど、購入方法から特徴などをまとめます。


・金貨の購入

一般的に購入するなら、貴金属店で金貨を購入します。

この方法が1番手軽で、面倒はないかと思います。

しかし、購入するお店をしっかり選ばないと偽物を購入させられる可能性があるので注意が必要です。

金貨の場合には、金自体の価格+鋳造コストを足した価格で取引されます。

金貨の背景には、元々貨幣として使用されていたことから、特別なデザインが施されています。

そのため、割高で購入することになります。

しかしコインなので、大きさやデザインが豊富なため自分の予算にあうコインが見つかることがあります。

・金塊として購入 

金塊は、金地金やインゴットと呼ぶこともあります。

金塊は地金商、鉱山会社、商社、銀行、百貨店などで購入できます。

通常は、グラム単位で購入することとなり、5g、10g、20g、50g、100g、500g、1000gなど幅広くあります。

金塊の購入が500g以上なら手数料はかかりませんが、500g未満は重さに応じて【バーチャージ】と呼ばれる手数料がかかります。

また、金塊には刻印があり、一般的に金塊番号、商標、重量表示、素材表示、製錬・分析者マーク、品質表示が彫られています。

正規のお店で購入する時には大丈夫ですが、偽物を扱う業者もあるので注意が必要です。

・投資信託で購入

投資信託で購入することもでき、この場合は金そのものを買うのではなく、金ETF【上場投資信託】を購入します。

運用の時は、金の価格に連動するように設定するようになっているのが特徴です。

証券会社や銀行で購入することができます。

投資信託なので毎月一定額での積み立ても可能です。

購入時や保有期間中に手数料がかかりますが、会社によって購入時の手数料が無料な場合もあります。

・純金積立で購入

この購入方法は、毎月一定額の金額を積み立てることで購入します。

この購入方法では、毎月1000円からの購入ができ、自分の好きなタイミンで追加で金を購入できます。

純金積立のメリットは、ドルコスト平均法で購入できる所にあります。

相場の変動に関わらず購入価格を平準化することによって、結果的に大幅な損失を回避できます。

金の相場が高い時は購入を少なくし、金の価格が低い時は購入を多くすることで、一定額購入するよりも安くなります。

購入する時には、2%ほどの手数料がかかることと、金を売却する時の価格変動よる損益が発生することがあります。

金は実物資産であるのが魅力の1つ

世の中には、様々な投資商材や金融商品が存在しますが、金のようにそれ自体価値がある実物資産は少ないでしょう。

金は実物資産として、過去に無価値になったことがないことは、大きな安心となるでしょう。

実物資産としての金を活用することで、自分の資産価値を守ったりすることができる代表例といえます。

少額から購入でき最近人気となっている分野なので、金のメリットを受けたいなら購入してみるのも良いかと思います。

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