㉜投資はどこでするの?知っておこう!取引所の種類

いざ『投資をしてみよう!』と一歩踏み出そうとしたときに、なにから始めるべきなのかわからないまま、結局投資をしていないという人は、一定数いるのではないでしょうか。

また、自分が実際にお金を投資するときに、お金はどのように流れているのかが明確ではないと心配に思う人もいることでしょう。

そこで今回は、投資とはなにか、また投資をするときには切り離すことのできない証券取引所とはなにか、その基本的な知識と取引所の種類についてご紹介していきます。

投資とは

投資とは、お金を使って将来、使ったお金以上の利益となって返ってくることを期待する行為のことを意味します。

「自己投資」、「設備投資」、「人材投資」など個人でも企業でも使う機会が多い言葉です。

しかし、運用の面での意味合いでは、投機やギャンブルに近いものと言われる場合があります。

自己投資に関しては、直接的にお金に直結するものではないことがほとんどですが、自分の教養のためや美容のためなどにお金を使うことも、自分にとっての投資といえます。

以前の記事でも投資について触れているものがあるので、参考までに読んでみてください。

証券取引所とは

つぎに、証券取引所に関して触れていきます。

証券取引所は、主に株式や債券の売買取引を行う施設です。

日本では、金融商品取引法によって【金融商品取引所】の免許を受けなければ業務ができません。

ここの主な役割は、株式の売買をスムーズにすることです。

また、日本には株式会社が約170万社あると言われています。

その株式会社の全部の株式が、証券取引所で売買されているわけではありません。

ここで取引される株式を、上場株式といいます。

また、株式をここに上場させている会社を上場会社といいます。

東京証券取引所では、約3,600社が上場会社です。

売買の取引ができるのは、上場会社の株式だけです。

歴史

ではここで、証券取引所の歴史を辿ってみましょう。

世界最古の証券取引所は、1602年に設立されたオランダの【アムステルダム証券取引所】です。

きっかけは、同年に設立された世界初の近代的株式会社【オランダ東インド会社(VOC)】であると言われています。

13世紀頃から株の取引は始まっていたが、当時の株主には「無限責任」というものがあり、企業で事故や問題が起きたときは、出資額以上の補償を請求されていたようです。

このことから、出資をする人は家族や同族が一般的でした。

そこで、VOCは有限責任性を新しく取り入れ、株主が出資額以上を失わないしくみを作りました。

そのおかげで、株が買いやすくなり、売買が活発化しました。

このVOCの取引きのために、アムステルダム証券取引所が設立されたのです。

時が経つにつれて、株式以外にも、商品、為替、海上保険などのさまざまな金融商品の取引が行われるようになりました。

またその後は、1972年にハーグ・ロッテルダム証券取引所と合併し、1997年には、EOE(ヨーロッパ・オプション取引所)と合併することでアムステルダム取引所となりました。

さらに2000年9月には、パリ証券取引所とブリュッセル証券取引所とともにユーロネクストを創立し、ユーロネクスト・アムステルダムとなりました。

2007年には、ユーロネクストとNYSE(ニューヨーク証券取引所)が合併しました。

このように、取引所の歴史は約400年以上続いているのです。

取引所の種類

ではつぎに、株の売買をする場所である、取引所の種類をご紹介します。

日本にある4つの証券取引所

日本には、4つの取引所が存在しています。

  • 札幌証券取引所(札証)
  • 東京証券取引所(東証)
  • 名古屋証券取引所(名証)
  • 福岡証券取引所(福証)

過去に上記の他にも存在していましたが、大きいところに吸収合併され、数が減りました。

この中でも代表的なのは、東証です。

ここは、かつて国内2位であった大阪証券取引所(大証)と2013年に合併しており、規模がさらに拡大しました。

他の3つは、かなり小規模なところなので、基本的にそこで取引を行うことはほとんどありません。

4種類の市場

つぎに、東証に存在する4つの市場かについてご紹介します。

  • 第一部(東証一部)
  • 第二部(東証二部)
  • マザーズ
  • JASDAQ(ジャスダック)

東証一部には、日本でも海外でも代表的な大企業が多く存在する市場です。

海外からのお金の流入が非常に多く、取引が活発です。

東証二部には、中堅クラスの企業が多く存在します。

長い間、経営を続けられている昔ながらの企業が比較的多いです。

一部と二部は、なにが違うのかというと、上場するための条件が違います。

それは、会社の規模であったり、収益、財務状態の安定性などが見られます。

一部のほうが狭き門であり、二部はそれよりかは条件が優しく、一部よりかは上場しやすいといえます。

しかし、このどちらの条件も満たすことのできない企業は多く存在します。

それは、開業したばかりのベンチャー企業です。

そのようなベンチャー企業向けなのが、マザーズとJASDAQです。

マザーズは、後に東証一部への上場を目指している企業が多く上場しています。

JASDAQには、IT企業などが多く上場しています。

比較的新興企業が多いため、この2つの株式は値動きが激しい傾向にあります。

もちろん、東証一部や二部の企業でも、値動きが激しい銘柄もありますので、大手が多いから安定している市場だという認識を持つには注意が必要です。

あくまで、「そういった傾向がある」ということだけ覚えておきましょう。

投資をする人なら知っておこう

今回の記事での内容は、投資の取引をしている、もしくはこれからしようとしている人であれば、最低限知っておきたい内容です。

投資の全体像を理解するとともに、取引所のことを知っていれば、日本企業の全体像を見ることができてきます。

特に、株式投資をするのであれば、なおさらこの内容の概要は覚えておくといいでしょう。

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