㊴【原油って投資できるの?】原油投資の特徴

あなたは、原油に対しても投資ができることをしっていましたか?

あまり知られていない相場でもありますが、例えば、車や石油ストーブなどを使っている人であればお世話になっている「ガソリン」が、その年、時期によって金額が変化していることはご存知でしょうか。

このように、金額の変化が起きているということは、株価や通貨の価値と同じように、そのモノの価値に対して投資をしている人がいるということなのです。

そう考えると、数年前には原油価格が100ドルを超えていた時期もあり、2016年には30ドルまで下がりるなど比較的値動きが激しいため、原油に投資をするのはリスクが高いのではないかと思う人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、原油の基礎的な知識、大きなリスクを避けつつ原油に投資をすることができる、ETFという方法、またその魅力と注意点について解説していきます。

原油とは

まずは原油とはどのような意味のモノであるのかをご説明します。

原油とは、油田から採掘されたままの状態のものを指します。

また、似たような言葉で「石油」がありますが、その原油から精製された後のもののことで、ガソリンなども含みます。

サウジアラビアなどの産油国から取れた原油は、そこからパイプラインなどで運び出され、港付近に据えられている原油タンクに貯められます。

それが各国に輸送される仕組みとなっています。

精製は、原油を採掘した後、原油を運んだ後に原油の精製をします。

これがガソリンやプロパンガス、軽油などに分かれていきます。

一般的に、メディアなどでは原油と石油をほぼ同じ意味で扱うことがあり、ほとんど同じ意味だという認識を持つ人も多いでしょう。

原油価格の決まり方

原油が取引される大きな国際市場は主に3つあります。

それは、【北米】、【欧州】、【アジア】の三大市場です。

この市場には、それぞれ取引をする上での価格を決める基準として、指標原油(マーカー原油)があります。

北米では「WTI原油」、欧州では「ブレント原油」、アジアでは「ドバイ原油」です。

中でも、WTI原油先物とブレント原油先物は取引量と市場参加者がとても多く、市場の流動性が高いことから価格形成に大きな影響力を持っています。

原油に投資可能なETF

ETFとは、上場投資信託と呼ばれるものです。

ETFについては、また別の記事にて解説をしますが、今回は大きく分けて3つの代表的なものを紹介するとともに、それぞれ代表的な銘柄をピックアップしていきます。

国内ETF

日本国内に上場されている銘柄で、主に3つ代表的なものがあります。

  • WTI原油価格連動型上場投信
  • NOMURA原油インデックス連動型上場投資
  • ETFS原油上場投資信託

レバレッジ・インバース型

初心者には向いていませんが、積極的にトレードがしたい人向けの銘柄がレバレッジ・インバース型です。

主な銘柄は2つです。

  • NEXT NOTES日経・TOCOM原油ダブル・ブルETN
  • NEXT NOTES日経・TOCOM原油ベアETN

海外ETF

海外の取引所に上場されているETFを、直接取引するものです。

種類が豊富ですが、今回は比較的代表的なものだけをご紹介します。

またこのETFは、外国株式の売買手数料がかかり、合わせて現地通貨建てとなるため、外貨交換手数料が発生します。

外貨に交換する時には、為替レートによって変化するため、元本が減るなどのリスクがあります。

長期投資には向いていますが、短期、中期トレードをしたい人にはおすすめできません。

原油が関わる、代表的な銘柄は以下の2つです。

  • ユナイテッド・ステーツ・オイル・ファンド WTI原油連動ETF
  • エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド(XLE)

原油に投資をする魅力と注意点

ではつぎに、その魅力と注意点について説明していきます。

魅力

原油の最大の魅力は、国民の生活に必要不可欠な存在であるということです。

どういうことかというと、国内で1番使われている原油の主な使い道は、ガソリンです。

ガソリンは、通勤用、自宅用、商業用の車の燃料となるものです。

自動車保有率は年々増えており、車は日常生活には必要不可欠な存在となっています。

また、車を動かすためのガソリンは、節約のしようがほとんどありません。

生活費の中で、食費や雑費、交際費など節約できるものは多くありますが、車のローンやガソリン代は節約のしようがありません。

なにが言いたいかというと、たとえガソリンの金額が大きく上がったとしても車のためにガソリンが必要になる為、消費者は高くなっても購入します。

そのため、需要がなくなることのない市場であり、これが原油投資の魅力といえるのです。

注意点

先ほど、魅力として、需要が無くならないといいましたが、超長期的に見た場合には、その需要が低下すると言われています。

それは、電気自動車や水素エネルギー電池の自動車が、いずれは開発され、今のガソリン車が必要なくなる可能性があるからです。

これは何年後の話になるのかはわかりませんが、必ず訪れるといっても良いでしょう。

2016年に原油価格の大暴落が起こりましたが、その当時は需要は減っているにも関わらず、生産量は増加しているというアンバランスな状態でした。

それが原因で、原油価格が今の3分の1以下に下がったのです。

このように、今後いつ需要と供給のバランスが崩れ、価格の暴落が起こるかは予想しにくく、注意しておくべきことと言えます。

比較的リスクを抑えられる投資

原油という投資がどんなものであるのかを、この記事を通して伝わったかと思います。

比較的リスクを抑えれことのできるものであり、やり方によっては初心者でも取り入れることが可能です。

分散投資やこれからなにか投資を取り入れることを考えている人は、選択肢のひとつに入れてみてもいいかもしれません。

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